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2016年02月26日

第3期Active Work Place研究会第6回開催しました!

去る2月22日に、第3期Active Work Place研究会の第6回を開催しました。本研究会は、約1年間7回にわたる会合を通じ、「健康いきいき職場づくり」の最新理論を学習いただくと同時に、「いきいき職場」実現への、各社での具体的な行動計画策定・その実践を行うことを目的にしております。今回は、普段の渋谷ではなく、参加組織である第一工業製薬株式会社の本社のある京都にお邪魔して実施しました。前回第5回目で策定した、「健康いきいき職場づくり」に向けての具体的な行動計画の進捗について中間発表をしていただき、島津明人氏(東京大学大学院准教授)、参加者間で相互アドバイスを行いました。

「健康いきいき職場づくりの行動計画」とは・・・

⇒最終的にたどり着きたいありたい姿を「長期目標」とし、それを実現するための「短期目標」があり、それをさらに具体的な「実施計画」、実施後の評価を行うための「評価計画」に関連付けて設定し、それを個別の「対象部署」「担当者」「実施時期」などにそれぞれ落とし込み、「実現できる」形に落とし込んだ行動計画シート。


(1)A労組の行動計画中間経過

(A支部)管理者向けの意識醸成研修を重点的に実施。また、「朝スマ」「夕スマ」(朝夕のあいさつを通じたコミュニケーション活動)の活動強化や、AWW活動(組合全体の方針)の浸透強化などを推進中。

(B支部)地区としてのトップメッセージ策定を目指し、労使共同の健康推進会議を活発化へ。また、自職場のグッドプラクティスの収集や、各種媒体を通じての発信活動の強化を推進中。

(2)B社の行動計画中間経過

・「フェスタ」(社内活性化イベント)実施の第一歩として、節分祭を実施。あわせて、次年度は各事業所でのフェスタ実施を検討。その一方で、営業職の意職務ストレスについての分析・ヒアリングと学会発表を行い、その結果を教育やマネジメントに反映させるよう推進中。

 

(3)C病院の行動計画中間経過

・昨年度の認証式以降、トップのコミットが強化されたが、一方で組織内でのやらされ感が強まっている面もあり、活動の再構築を実施。一方でハラスメント研修など実施できることを優先して推進中。

 

(4)D社の行動計画中間経過

・活動開始から1年を迎え、健康いきいき職場づくり推進委員会及び各分科会(にぎWAいづくり分科会・いきいき職場づくり分科会・心と体の健康づくり分科会)の活動総括と、委員会の活動強化(上位認証挑戦、記念セミナーなど)、分科会(交流会、ほめほめ隊、セミナー実施など)の活動を工場長以下一層推進へ。

  

さて、会社を訪問しての実施することの意義は、活動を進めている会社の雰囲気やオフィス環境などを実際に体感できることが挙げられます。第一工業社は、もともとコミュニケーションスタイルに加え、現在本社社屋設計時に、様々な遊び心や、集いやすいレイアウトなどを反映させており、それが「いきいき」の一助になっている様子がうかがえました。

また、もう一つの意義は、普段と違うロケーションを共有することで、より密度の濃いコミュニケーションが取れる点です。会の終了後も、本社近くの甘味処訪問や懇親会などを通じ、第三期の結束を高めました。

次回は6月27・28日、いよいよ最終回です。この回は第4期との合同開催で、成果発表をしてもらうことになります。

第4期の詳細・お申込みはこちらから

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