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2018年10月22日

第6期Active Work Place研究会:第2回を開催いたしました!

10月5日(金)に第6期:Active Work Place研究会 第2回目を開催いたしました。今回は学習院大学経済学部の守島基博教授による講義および第6期参加企業による実践課題の発表・ディスカッションを行いました。また特別にAWP研究会の先輩にあたる第5期・第3期参加企業をお招きし、参加当時から現在までの健康いきいき職場づくりに関する発表をしていただき、先輩・後輩間の経験交流を実践いたしました。
今回はテーマを『経営視点から見た健康いきいき職場づくり』とし、当研究会で各企業・組織での健康いきいき職場づくりの計画策定に向け、その健康いきいき職場づくりを経営戦略としていかに実行していくか学ぶことを目的としました。また前期(第5期・第3期)メンバーにも当時の工夫や苦労を発表いただき、より具体的な学びの場としました。


9時半からスタートした本プログラムでは、まず冒頭、学習院大学の守島教授より『企業競争力の原点としての“健康な”職場:~経営視点から職場を考える~』と題した講義をいただきました。
職場は働く人個々にとって充実した職業生活を送ることと関連があると同時に、企業視点でも職場は競争力を保ち、経営を健全に遂行するうえでも大切な役割を担っていることを説明いただきました。
元々日本企業の強みは職場にこそありましたが、近年は目標管理や年齢構成の変容から職場での育成やコミュニケーションが上手くいかず、職場機能が弱まる企業が増えているとのお話がありました。健康いきいき職場づくりはまさに『職場の資源』にフォーカスを当てた活動であることから、守島教授のお話は現実的かつ大変参考になったのではないかと思います。
講義の終盤では参加者の職場での職場機能についてディスカッションをいたしました。あわせて機能が失われている職場では職場機能をどのように取り戻すことができるのか、闊達な議論が交わされていました。


■学習院大学:守島教授による講義。参加者を対話をしながら進めて頂きました


お昼休憩を挟み、午後からは第5期・3期企業の成果発表を各社約30分間の持ち時間でしていただきました。第5期企業からはセイコーエプソン様、神戸製鋼様に、第3期企業からは医療法人社団明芳会様にそれぞれ参加当時のご苦労や取り組み内容、今後への展開をお話しいただき第6期企業の質疑応答にも応えていただきました。
これから具体的な計画策定を進めていかれることもあり、実施スキームや社員の意識改革、失敗した点などどれも具体的な質問が飛び交っていました。

    
■先輩企業による発表の様子。参加当時のご苦労が思い起こされます


その後、第6期企業の実践課題発表と、先輩企業を交えたディスカッションを行い、主にKPIの設定や健康いきいき職場づくりの計画作りについて理解を深めました。

   
■先輩企業を交えてディスカッションを行いました。


第2回目は9時半から17時半までと、大変長丁場となりましたが、どの参加者の発表も創意工夫を凝らされており、学びを深めているとあっという間に一日が終わりました。終了後は有志で懇親会も開催し、より一層先輩・後輩の距離感が近づきました。




次回11月2日は『健康いきいき職場づくりアセスメントツールの活用と施策検討』と題して、終日島津先生によるご指導をいただきます。

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