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2021年02月01日

第7期・第8期合同Active Work Place研究会を開催しました!

2021年1月15日(金)、第7期・第8期合同Active Work Place研究会をオンラインで開催しました。第7期にとっては「第8回(最終回)」、第8期にとっては「第2回」のActive Work Place研究会です。
今回は「第7・8期参加企業の共同開催による交流」をテーマとし、東京大学川上憲人先生、慶應義塾大学島津明人先生、第7期・第8期の皆様にお集まりいただきました。第7期の各組織の皆様による行動計画の進捗のご発表および討議、第7期・第8期の交流および意見交換を行いました。

第7期 行動計画の進捗発表

A社(自動車)のご発表

 第一に、運動習慣を身につけることを目的として、職場もしくは自宅(在宅勤務時)でラジオ体操実施の取り組みを進めていること、運動機能をチェックするテストを企画し実施していることについてご紹介いただきました。
 第二に、健康でいきいきとした「なんでも言える」風通しの良い職場の実現を目的として、職場環境改善活動と人事部内のワーク・エンゲイジメントを高める取り組みを行っていることをご紹介いただきました。
 島津先生より「"分析や計測が好き"などの事業所の特徴をうまくとらえ、みんなを巻き込みながら施策を展開している点が素晴らしい。ラジオ体操については、昼間に運動すると午後の眠気防止効果も見込めるため、昼の実施はとても良い」とコメントいただきました。

B社(小売業)のご発表

 業務のご都合によりご担当者様はご欠席でしたため、事務局が代理で発表させていただきました。
 島津先生より、「事業所と健康保険組合が良い連携をしていたことが特徴。さらに、店舗における人と人との関係性(例:社員ーパート)を課題として挙げて取り組まれていた」とご解説いただきました。
 川上先生より、「会社の特徴をきちんと踏まえて取り組んでいた。今後はリーダーシップやマネジメントに力を入れると良い」とご解説いただきました。

C社(食料品)のご発表

 第一に、Well-beingやエンゲイジメント向上を目的としたマインドフルネスの取り組みについて、社内の別プロジェクトと連携しながら進めていることをご紹介いただきました。
 第二に、ストレスチェック結果を活用した組織風土改善を進めているとご紹介いただきました。すでにいきいき職場づくりの好事例集を作成し、グループ会社へも案内をしているとのことです。
 その他にも、人事総務部内でのオンラインランチなどの活動や健康診断後のフォローなどにも力を入れていることをお話しいただきました。
 川上先生より「社内での他チームとの連携で"学びが深まる"という経験をされたことはとても良い。職場風土改善の好事例集についてはC社ならではのものを作っていけると良い」とコメントいただきました。
 島津先生より「社内での取り組みの結果を健康経営の外部評価にきちんと結び付け、"見える化"ができている。多種多様な活動を進めている」とコメントいただきました。

D社(機械)のご発表

 昨年10月に健康宣言を行ったうえで、従業員とその家族の健康意識向上のための研修企画を行っていること、何でも言い合える活気あるチーム作りを目指して取り組んでいることをご紹介いただきました。
 今後は、従業員への"健康"に関する啓もう活動や、運動の習慣化を目指した取り組み、ストレスチェックの分析・活用、コミュニケーションの活性化(オフィス改善)に力を入れていきたいとお話しいただきました。
 川上先生より「昨年10月の健康宣言は、メッセージや中身、連携体制なども非常によくできている。今後はオンラインワークショップにトライしてみると良い」とコメントいただきました。
 島津先生より「健康宣言に向けて、皆が納得できる落としどころを見つけていくプロセスが非常に良かった。アンケートを踏まえてオフィス改善を行っていく点も良い」とコメントいただきました。

第7期・第8期の交流および意見交換

 その後、ワールドカフェ形式でグループに分かれ、第7期・第8期の交流および意見交換を行いました。テーマは「第8期に伝えたいこと」「発表を聞いて感じたこと」でした。
 各グループ、「いきいき活動を進めるための工夫」や「AWP研究会での企業を越えたつながりの重要性」などさまざまな事柄が話題にあがり、オンライン上ではあったものの非常に盛り上がる会となりました。

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