Trainingジョブ・クラフティング力向上プログラムのご案内

ジョブ・クラフティング力向上プログラムのご案内

「働き方改革」やコロナ禍に伴う在宅勤務やオンライン上でのコミュニケーションに代表されるように、近年、これまでの「中央」「集権」「階層」とは異なる、「自律」「分散」志向の働き方への移行が進みました。「自律」に代表されるように、これまで以上に個々人が自分自身で働くことに積極的にかかわることが要請されるようになりました。

そんな中、大きな注目を集めているのが“ジョブ・クラフティング”という考え方です。ジョブ・クラフティングとは、「働く人たち一人一人が主体的に仕事や職場の人間関係に変化を加えることを通じて、与えられた職務を素材に、自らの仕事の経験を創り上げていくこと」を指します。

日本生産性本部メンタル・ヘルス研究所では、東京都立大学大学院経営学研究科の高尾義明教授と共同し、「ジョブ・クラフティング力向上プログラム」をオーダーメイド研修(企業内研修)として提供しております。ジョブ・クラフティングを知り、実践する力を身に着けることで、ひとり一人が働きがいを自律的に高めるためのプログラムです。 「新しい時代の働きがい」 についてご関心がある皆様、ぜひお声掛けください。

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なぜ、今
ジョブ・クラフティングなのか

なぜ、今ジョブ・クラフティングなのか

3種のジョブ・クラフティング

1業務自体のクラフティング:具体的な業務の内容や方法を変更したり、工夫を加えてみようとする。

2相互作用(関係性)のクラフティング:仕事の遂行に関連する他者(同僚、顧客,取引業者等)との関係性を増やしたり、関わり方を変えてみようとする。

3仕事の捉え方(認知)のクラフティング:個々の業務や仕事全体の意味や目的の捉え方を変えてみようとする。

一口にジョブ・クラフティングといっても、変化させる対象や変化の変化の性質によって分かれる。
また、3つが厳密に分かれるわけではない。
自分置かれた環境に応じたグラフティングをするためのマインド・セットができるかが重要。

ジョブ・クラフティングの効果

発生する効果

仕事の意義向上
ポジティブな意味付け

仕事の「自分事」化
ミスマッチ解消

ワーク・エンゲイジメント向上
仕事を通じて活力

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さらににその先に・・・

成長実感
個々人のウェルビーイングの実現

仕事の「自分事」化チームや組織の
パフォーマンス向上
持続的な発展へ
ミスマッチ解消

ジョブ・クラフティングによって仕事を再定義することを通じ、自律的に仕事をデザインする力の向上が期待される。
そして、それが個人のウェルビーイングや組織の発展にも寄与する。

クラフティング体験の棚卸し

これまでのご自身の職業経験からジョブ・クラフティングの実践事例を1つ思い出して、紹介してみてください。

まずは個人ワーク、次に、グループ内でお互いにご紹介ください。
些細なことに思えるようなものでもOKです。
むしろ小さな 工夫やこだわり、人との関わり方や考え方の些細な変化などに着目してみても良いです。

先に話された事例を参考にして、類似した自分自身の経験を取り上げてもかまいません。
最初に話されるのは、「誕生日が今日に一番近い方」にしましょう。

クラフティング体験の棚卸し