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【ご案内】
近年、デジタル化の進展やコロナ禍等を経て、職場での働き方の変容が加速しています。それに伴い、人的資本経営や健康経営に代表されるように、「人と組織」への社会的関心も増大しています。その一方で、こうした変化は、労働者の孤立・孤独をもたらすリスクがあることは、先年孤立・孤独担当大臣が新設されたように、国家レベルでも懸案事項となっております。
こうした孤立・孤独の防止は、メンタルヘルス不調やハラスメントの防止はもちろん、多様な労働者が仲間として尊重され、いきいきと活躍できるという意味で、労働者のウェルビーイングの向上、そして企業の人財確保、生産性向上にとっても大きなテーマになり得ます。
そこで、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)・社会技術研究開発センター(RISTEX)では、「いきいき・つながり職場づくりプロジェクト」として、この課題に関しての研究および社会実装を目指した取り組みを開始しており(研究代表者:川上憲人)、当フォーラムでもそれと連携して発信の場を設けることとなりました。
本シンポジウムでは、その概念や背景にある理論、実践事例をご紹介します。労働者のメンタルヘルスや職場でのつながりの再構築、それによるウェルビーイングの向上等にご関心がある皆様、ぜひご参加ください。
こんな声にお応えします
- ウェルビーイング向上を経営課題として捉え、実践につなげたい・・・
- 人的資本経営の一環として、職場のつながりや心理的安全性を可視化・強化したい
- 「人と人とのつながり」が生産性や創造性に与える影響について知りたい
概要
日時
2025年7月24日(木) 13:00 ~ 16:30
会場
砂防会館 別館 / オンライン
※詳細につきましては、ご参加の皆様にご案内いたします。
対象
産業保健・人事・健康経営ご担当者、健康保険組合・労働組合幹部等
定員
会場30名
参加費
無料
プログラム
●話題提供
島津 明人(慶應義塾大学 総合政策学部 教授)
川上 憲人(東京大学大学院 医学系研究科 特任教授)
江口 尚(産業医科大学 産業生態科学研究所 産業精神保健学研究室 教授)
池田 浩(九州大学大学院 人間環境学研究院 准教授)
杉岡 孝祐(SCSK株式会社 PROACTIVE事業本部Uwellビジネス部長 兼 人事本部DEIB・Well-Being推進部 担当部長)
奈良 恵子(日本生活協同組合連合会 執行役員)
タイムスケジュール
13:00~ オリエンテーション
13:05~ 企画趣旨について(島津氏)
13:10~ 「いきいき・つながり職場づくり」の考え方
とは?(川上氏)
13:30~ いきいき・つながり職場づくりに向けた取り組みの方法論(江口氏)
13:50~ 休憩
14:00~ 組織を活性化するマネジメントとは?(池田氏)
14:20~ 企業での実践事例① 組織の支援を起点にして(SCSK社)
14:40~ 企業での実践事例② 職場での取り組みを通じて(日本生活協同組合連合会)
15:00~ 休憩
15:15~ パネル討議:いきいき・つながり職場づくりによる社会的健康の向上へ(登壇者一堂 進行・島津氏)
16:15~ 今後のフォーラム活動についてのご案内(事務局)
※終了後、名刺交換会を予定(現地参加者のみ)
※順序・タイトル・時間は変更の可能性があります
お申込み
●お申込みはこちら
●パンフレットはこちら
※本シンポジウムは、JST-RISTEX「SDGsの達成に向けた共創的研究開発プログラム(社会的孤立・孤独の予防と多様な社会的ネットワークの構築)」研究開発プロジェクト「いきいき・つながり職場づくり:孤立・孤独を予防する包摂組織の社会実装」(JPMJRS22K1)との共催です。